イングリッシュガーデン*

石けん工房を作るのに悪戦苦闘中です。

ラベンダーの抽出

      2015/10/30

とっても有名な「マルセイユ石けん
手作り石けんしている人なら、一度は作ったことがあるんでしょうか?

わたしが本の通りに作ったことがある石けんは「ハンドメイド石けん協会」で使用している本に載っているものだけです。基本のレシピ5種類だけ作って、あとはオリジナルのレシピで作っています。

基本のレシピにはマルセイユ石けんが含まれていないので、まだ一度も作ったことがありません。一度は作ってみようと思っていたので、 次の石けんはラベンダーのインフューズドオイルを使用した 「フローラル マルセイユ 石けん」にしようと思います。

まずは、ラベンダーの準備から

ラベンダーはミルで挽きます。ミルがなかった頃は、ハーブ(ローズマリー)をすり鉢を使って細かくしていました。これが一番大変な作業だったので、会社で「ハーブをすり鉢で細かくしていたら疲れた」って話したら、同僚が「使ってください」と家から持って来てくれました。おかげ様でとてもラクになりました。ありがとう。

ラベンダー2014-01
このミル、コーヒーを挽くのに使う小型のミルと比べると、かなり大きくハイパワーです。挽いた後、ふたを開けると煙のようにモワっと粉が舞うんです。まるで、浦島太郎が玉手箱を開けたときのようになります。それぐらい強力で粉々になるので、挽く時間に注意しなければなりません。数秒で様子みて・・・って感じです。

ラベンダーは挽いてしまうと、元がラベンダーか何かわからなくなりますね。これにユキノシタの抽出を行ったときに回収したエタノールを再利用しました。無水エタノールはアルコール度数が高いので、回収したエタノールをもう一度使うことができるそうです。石鹸講座で教えていただきました。でも、ちょっと足りなかったので継ぎ足しています。その後、オリーブオイルを加えるとこんな感じになりました。

ラベンダー2014-02

ラベンダー

ここでラベンダーについてちょこっと。

世界に数百種類あるとされる「ラベンダー」ですが、日本で栽培されているのは「イングリッシュラベンダー、フレンチラベンダー」 の2種類だそうです。
(参考:やさしくわかるかおりのしくみ 野田信三著)

ラベンダー01

そして、ラベンダーには「保湿、抗炎症、抗アレルギー」の効果があります。
(参考:新しい化粧品機能素材300 鈴木雅人著)
保湿はこれからの季節、ますます大切ですよね。

湯せんにかける

今回は減圧による方法ではなく、お鍋を使って湯せんにかけました。
表面には灰汁で薄い膜を張ります。
ラベンダーはシソ科だから灰汁が多いのは仕方ないのか?

ラベンダー2014-03

下の方に濃い焦げ茶色の液体が底に沈んでいますよね。
これは無水エタノールが足らなかったので、近くにあった「ホワイトリカー」をちょっと使ったんですね。その水分が沈んでいます。これを取り除くには、 まず、上のオイル層をろ過し、次に沈んでいる水を注射器で吸い取り、残ったオイル層をまたろ過しました。ろ過には、前回も使った「手作りろ過装置」を使用しています。

ラベンダー2014-04
上の写真の濃い茶色は、ろ過したときに残った沈殿物です。よく取れてるでしょ。
うちのろ過くん、なかなか優秀なんです。
下の白いのは、ろ紙代わりに使用している「油こし紙」です。

完成したオイル

透明度の高いオイルが完成しました。

ラベンダー2014-05

ハーブ成分の抽出もいろいろやってみると楽しいですよ。

 - ハーブ成分の抽出