イングリッシュガーデン*

石けん工房を作るのに悪戦苦闘中です。

ハーブのろ過(紫根の冷浸出)

      2015/12/03

ハーブを抽出したオイル作る場合、ろ過作業が必要になります。なんとなくろ過をするのではなく、根拠を知って作業する方が納得できますよね。今回はろ過について調べてみました。

ろ過

ろ過には、析出した結晶または沈殿を母液から分離して取り出すのを目的とする場合、溶液中に混在する不溶の固体または浮遊物を除去して透明な溶液を得るために行う場合、および固体と液体の両方が必要な場合がある。目的がそのどれかであるかによって方法が異なる。

とあります。ろ過を行うには適切な「ろ紙」を選ぶ必要があり、ろ紙の種類にはNo.1~7まで8種類(No.4なし。No.5は3種類)があります。 わたしがろ過に使っているのは、このうちのNo.1とNo.2。No.1の用途は学生実験など。No.2は減圧に使用可。No.3になると工業分析などに使用されるため、No.1かNo.2を使っています。(東急ハンズの理化学用品売り場で扱っているのはNo.1です。)

前述にもあるように、ろ過は目的によって方法が異なります。ハーブのろ過は「自然ろ過」のうちの「ひだ折りろ紙(ひだ付きろ紙)」になります。

自然ろ過

溶液中のちりや浮遊物の除去などの目的には自然ろ過を使う。

ひだ折りろ紙

不要な固体をろ別する場合に用いる。有効面積が広いのでろ過速度が大きい。固体が必要なときには、ひだ折りろ過を使用してはならない。

ひだ折りろ紙の折り方については、写真付きで詳しいものが検索で見つかります。
わたしが折ったろ紙。こんなかんじに出来上がります。

ろ紙
出来上がったろ紙を漏斗に入れたときに、ろ紙の上端が漏斗からはみ出してはいけません。大きすぎてもダメですよ。下の写真は紫根を冷浸出してろ過したものです。予めサッと粗い粒を漉してから、ろ過しています。

紫根-1505_21
これでろ過もバッチリですね。

参考資料: 続 実験を安全に行うために(化学同人編集部編)

 - ハーブ成分の抽出