イングリッシュガーデン*

石けん工房を作るのに悪戦苦闘中です。

紫根の抽出

   

紫根を抽出してみました。
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植物色素で作った手作り石けんが好きですが、植物色素については、まだまだ知らないことが多いです。参考になりそうな本を図書館で探したところ、植物染めを化学的な視点で観察している本を見つけました。藍や紫根などを使った植物染めの染まるしくみを解説しています。高校生やキッチンでの実験する人を対象にした本となっていますが、わたしには難しいです。
参考:植物染めのサイエンス(増井幸夫、神崎夏子共著)

第2編の「植物染めを楽しむ」は染めの方法が詳しく書いてあります。こちらは読みやすいです。この中の「赤を染める」の項の染料に、ベニバナ、茜、蘇芳(すおう)があります。これで赤い色の石けんもできればいいな・・・と思っていますが、どうなんでしょう。そのうち確認してみます。今回は、この本の中で染めに使用されている紫根を使った石けんを作ってみました。

紫根の色素

染めもので紫色を出す場合、紫根または蘇芳(すおう)が使われます。今回使用する紫根の色素シコニンは水に溶けにくく、80℃以上で変質しやすい特性を持っているので、染色時の色素の抽出には60℃程度のお湯が使われるそうです。ウルトラ抽出をするなら湯煎時の温度が高くなり過ぎないよう、気をつけなくてはいけませんね。

紫根の抽出オイル

紫根_1504001
エタノール(沸点:78℃)を使うときはウル抽をすることが多く、低めの温度で湯煎にかけています。今回の紫根は「80℃以上で変質しやすい、水に溶けにくい」性質なので、安全策をとって熱を使わないLLiでやってみました。

紫根はあらかじめミルで挽いています。写真はエタノールを加えた状態。色は紫というより赤です。

完成したオイル

紫根_1504004
紫根_1504005
写真がよくありませんが。。。完成したオイルはぶどう色をしています。紫根は細かくしすぎると、ろ過がうまくできません。ろ紙を2→1に替えたりしたので、いつものロスの多さに加え、さらにロスが増えました。濃いオイルはできましたが作業効率も悪いし、まだまだ改善が必要のようです。

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