ハーブ成分の抽出:2014.11月
2015/10/30
ハーブ成分の抽出を試してみました。
石けん作りで始めたのに、こうなってくると実験ですね。
田嶋晴彦先生の「ハーブ成分の抽出と精製」のセミナーを受講したことがあるのですが、それを基に改良しました。
減圧でエタノールを沸騰させ、上部の容器でエタノールを回収します。
この方法、止め時がよくわからなくて、もうそろそろ止め時かな・・・と、まだ泡が少し出ている状態で終了しました。泡が出ているのは、まだエタノールが沸騰しているということなんですが、回収量が最初に入れたエタノールの量を超えて、他のもの?を回収し始めていると勘違いしてしまい終わらせました。(オイルとエタノール、それに乾燥したハーブしか入っていないので、思い当たるものはなかったのですが) それぐらい回収率がいいです。
回収したエタノールの重量を計ったところ、使用した18g対し回収できたのが14g。そのまま、泡が確認できなくなるまでもう少し続けていれば、まだ回収できていたかもしれません。できあがったオイルに、アルコール臭は残っていません。
この後、ろ過をしますが、ろ過装置もお手製です。 注射器を使って曳いています。
ハーブ成分の抽出オイル完成
ハーブは「ユキノシタ」を使用。
透明度の高い、かなり濃いグリーンのオイルが出来上がりました。
この装置は第1号なので、まだまだ改良の余地があります。上と下の容器は、チューブだけでつながっていて支えるところがありません。首がグラグラの状態で、湯せんのときも注射器をずっと持ったまま作業していました。 簡単なスタンドでもあれば、もう少し楽に作業ができそうです。自分でほめるのは何ですが、今回は上出来です。
ハーブ成分の抽出は今後も継続していきます。
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